同じ日に松阪祇園まつりがあります。射和は松阪の郊外にありますが、旧市街地の松
阪祇園まつりに張り合うように行われているところが、射和の射和たるゆえんでしょ う。 松阪と言えば江戸時代に江戸に出て有名になった松阪商人が有名ですが、この多くは
射和の出身。というのも、射和は室町時代から伊勢白粉の産出による交易で豊かな経済力を身に付け、江戸時代には豪商屋敷が建ち並びました。そんな豊かな街だからこ
そ生まれたパワー。それが大きな屋台やみこしを出す経済力だったのです。 現在の射和っ子もまた、先人たちの伝統を守ることに熱い情熱を持っています。
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神輿は若い衆が担ぎ、お囃子は子どもたちが担当するのが昔からのならわしです。
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